Item Number 13
◆最適な着用時期 10月〜翌年5月の袷頃 ◆店長おすすめ着用年齢 30代〜 ◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、 ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など ◆あわせる帯 袋帯 ◆表裏:絹100% 断ち切り身丈180cm 内巾37cm(最大裄丈70cm) 【二代目 久保田一竹】辻が花訪問着稀代の着物作家、久保田一竹。
自然を心から愛し、礼賛し… その久保田一竹の夢と技術を継承した二代目久保田一竹、至極の逸品をご紹介いたします。
現品限り、大変お値打ちでご紹介させていただきます。
お目にとどまりましたらぜひお見逃しなく! 室町時代に一世を風靡した「辻ヶ花」。
江戸時代に突然姿を消したことから、別名“幻の染め”とも呼ばれます。
その世界を独自の感性で蘇らせたのが他ならぬ「久保田一竹」であり… その名は、世界的に知れわたっております。
「辻ヶ花」=「久保田一竹」 一竹と辻ヶ花の出会いは20歳の時。
東京国立博物館での衝撃によって、生涯をその研究に捧げることを決意。
戦時下での召集などの困難を乗り越え、 手描き友禅を生活の糧としながら研究を続け、 60歳にして初めて納得のいく作品を完成させました。
これが「一竹辻ヶ花」と命名される一連の創作品の始まりでございます。
以来、国内はもとよりヨーロッパ、北米においても展覧会を開催し、 とりわけ、フランスでは、世界に芸術的な影響を与えたということで、 フランス芸術文化勲章を受賞されるほどの反響を生み出しました。
また、現存作家の個展を過去一度も開催したことのない アメリカのスミソニアン博物館(国立自然史博物館)にて、 個展を長期開催するにまでいたっております。
世界が認める氏の辻ヶ花は、まさに美術品の域に達しております。
大量生産の辻ヶ花とは比べるまでもなく… 少し名の通った作家の作品ですら、 その気品や格調、存在感において、一線を画するものとなっております。
それはまず、選ぶ生地に始まります。
そこから、計算されつくした構図の美学、色彩の魅力、染の加工、 気の遠くなるほどに緻密で正確な絞りの針通しなどによって生み出されるもので、 一竹氏の技なくしては、表現できない極地でございます。
2003年、惜しまれながらも一竹氏は他界されております。
現在では氏自らが創作する作品はございませんが、 生前の氏とともに創作に携わってきた職人たちが、 現在でも氏の技術、感性そして精神を受け継ぎ、 年間わずかな数ながら「一竹辻ヶ花」の逸品を創作し続けております。
今回ご紹介させて頂くのは、その先代の夢と技術を継承した 「二代目 久保田一竹」の傑作品でございます。
上品な雰囲気を醸し出す緑青色の紋意匠地。
お裾元には溶け込むような霞模様。
お色味が絶妙に、溶け込んだように入り混じる様は、 それが絹地の上であることを忘れさせるほどです。
そこにふわりとあらわされた、実に幻想的な面持ちの辻ケ花。
この存在感。
この空間性。
そして…こころ惹きつけてやまない、この魅力。
別誂えの極上の絹地には、繊細な金通しがあしらわれて。
差し込む光にそっと浮き沈みするような一面の花や実の意匠が… やわらかな絹の艶をまとうかのように、極上のエレガンスを味わせてくれます。
一竹が生涯にわたり心血を注いだ、一竹辻が花… その心と技を引き継いだ、一竹工房入魂の作品。
どうぞ本物の辻が花の味わいをご堪能くださいませ。
母娘代々受け継ぐ美術品として終生ご愛顧いただければと願っております。
お仕立て料金はこちら解手のし5,500円+※胴裏7,260円〜+海外手縫い仕立て33,000円(全て税込)※国内手縫い仕立て+16,500円(税込)※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、 堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら (解手のし) ※着姿の画像はイメージ写真です。
柄の出方が少々異なる場合がございます。
[文責:中村 浩二] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。
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Shop Name | ショップ | 京都きもの市場 楽天市場店 |
Price | 商品価格 | 748,000円(税込み) |